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池澤夏樹氏の一文字
すきな小説は と聞かれたなら、たくさんあって困ってしまう。
すきな作家も たくさんいるけれど、すぐに思いつくのは 池澤夏樹氏 だ。

イラク戦争の反対や、日本国憲法の新訳を 説いたりと、
最近は社会派のイメージですが、
b0013479_1485585.gif私にとっては、理系の叙情派 という感じ。
物の見方・捉え方が 専門家のようなのに、
表現が やわらかい雰囲気に満ちている。

   ピンセットで一文字、一文字とっておきたいような

ある作家が、彼についてこう語っていたのが、印象的だった。
その作品が、「タマリンドの木」

 セールス・エンジニアである 野山という男と、
 タイの難民キャンプで ボランティアをしている 修子が 出会う。
 一緒になりたいと願った時に 障害になったのが、二人の仕事だった。
 女の夢の方が 確固たるものだった時、男はどんな結論を出すのだろう。


野山が休日に 仲間とやっているのが 「風力発電」
飛行機ほどロマンじゃなく、船ほど大袈裟じゃなく。
でも、男ならでは、エンジニアならではの 風力発電。
風を利用し、風車を動かし、エネルギーを起こす。

このシーンで、修子は 野山だけを ずっと目で追っている。
短い滞在の中で、一緒にどこかへ旅するよりも、
男の日常を見たいという、彼女の気持ちは不思議とわかる。
何かに熱中する男の姿を ずっと、自然に、見ていられる時間。
見つめ合いたいけれど、横から見つめる視線も、それに負けない力を持つ。

修子は 風のような女性である。 自立していて自由。
彼女は慈善の気持ちよりも、
自分にとって心地よい場所としてボランティアの地を選ぶ。

タイトル気になりますよね。
タマリンドってどんな木? きっとタイやベトナムでは 見かけるのだろうなあ。

b0013479_1491725.jpgなにがいいって、池澤氏の文章には 品がある。
「スティル・ライフ」「マリコ・マリキータ」
だいすきな 「きみが住む星」 は、また次の機会に。

最近知ったのだけど、池澤さんは
有名な小説家 (福永武彦氏) の息子だった。
そのために、なかなか小説に踏み出せなかったらしい。
心にたくさん溜めていた言葉たちは、とても美しかった。
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by tonton814 | 2005-01-31 14:23 | 本・雑誌
プチっとな。
わがやは プチ冬眠 状態 である。
寒さに弱いし、めんどうだし。 食材はけっこう宅配で来るし。
時々どうしようもなくなり、近くまでひょこひょこ出かける。

春になったら、元気におでかけの予定。
なのに、今年は花粉がものすごいらしい。 20倍とか36倍!? とか。
しかもうちの地域は特に名指しされてるって。えー。

さて、流行の プチ ですが、つけたらいやなもの考えてみました。

プチ抵当
「ああ、このお宅、プチ抵当 に入ってますね」
なんて、言われたら、ぜったい絶句する。
抵当だけでもショックなのに、そのまえに プチ までついてたら。
こういう詐欺に遭ったらちょっと困るね。

プチすきやき プチ焼き肉 プチ鍋
がしがし食べたいものが プチ なのは、悲しい。

プチビッグ
どっちなんだー。 くだらなくてすみません。

プーチンの小さな人形。 プチプーチン そろそろ退散します。
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急須のふたが カップにぴったりサイズ!

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by tonton814 | 2005-01-28 15:24 | 日々+ あこがれ
すてきな本屋さん*ユトレヒト
こどもが生まれてからゆっくり書店に行けない日々。
ぽっかりあいた胸の奥に。失恋レストランじゃないけど(古いな♪)
そんな折り、私はネットですてきな書店をみつけました。

b0013479_20335045.jpgそれは、ユトレヒト こちら >
最初は実店舗がないネット本屋さんだと思っていましたが
ありました、代官山に。 しかもすごく魅力的です。 行きたいなあ。
いらしたことがある方は、ぜひ教えて下さいね。

ユトレヒト の由来は
ミッフィーの作者、ディック・ブルーナの住むオランダの町の名前。
 
現在、おすすめコーナーにて → 2004ベストブック34 を開催中。
いろんなジャンルの驚くべき本たちが集まり。

気になるのが、
「BROOCH ブローチ」 内田也哉子/著 渡邉良重/絵
「ユーカリ」 岩立通子著
「UK77」  大竹伸朗写真集
「タモリのTOKYO坂道美学入門」 なんてのもあり。 むむ気になる。
*タモさんは鉄道と地理に詳しい人を 「てっちり」 とネーミングしたらしい。

ここで紹介しているレアな本たちにいつも心躍らされています。
特にチェコの絵本は、とてもすてき。

時々こうしてだいすきな本屋さん、紹介していきますね。
見ているだけで (← これはちょっと嘘 ) しあわせ気分です。

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by tonton814 | 2005-01-25 20:41 | あこがれ本屋さん
あじのマリネと大根の葉っぱ
さて、2/3 節分の日、エキサイト社長 山村氏との お寿司!に応募するなり。
魚つながりで、あたるといいな。ぜったいこども預けて満喫するぞー。 (大妄想)

b0013479_17194226.jpgあじの和風マリネ を久しぶりに作った。
これは結婚前からの
数少ないレパートリーのひとつなので
新婚時代、誰か遊びに来るっていうと
これと、もう一つのレパートリー*
ポテトグラタン ばかり作っていた。

その頃はちゃあんと
あじを3枚おろしにしていたのに
現在なまくらに変身した私には
時々生協で出る、おろし+皮むき あじさんが待ち遠しい。

小麦粉ではたいてから油でジュウっと焼いて
醤油・サラダ油・酢(1・3・3)のマリネ液につけとく。
そこへ、塩でしんなりさせておいた玉葱ときゅうりと
あれば赤と黄のパプリカを散らすとおいしいし、かわいい。
なぜかこのマリネには、このおっきな皿って決まってる。

b0013479_1720332.jpgあと最近、お気に入りのメニュウは
有機野菜の宅配から来る大根くん。
葉っぱも生き生きしていて、おいしい。
これが来ると
大根の葉とじゃこのふりかけご飯

大根の葉を塩水で湯がいて
細かく刻んでおく。
じゃこをごま油で炒めて
途中で胡麻も投入。
かりかりっとしてきたら、ちょっとのみりんと醤油で味付け。
二つを一緒にごはんにかけると、何杯でもおかわりしちゃうよ。

さーて、本日は 大根とやりいかの煮物 でも作りますか!

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by tonton814 | 2005-01-23 17:25 | おいしい話
クウネルと雪の結晶
毎月20日は 「クウネル」 と 「天然生活」 が交互に発売日。
今月は 「クウネル」 くん。

あの、vol.12ですが、今までの中で一等すきかも。

b0013479_15302744.jpg表紙の雪の結晶みると、
雪が氷であることを思い出させてくれます。
あたりまえなのですが、私にとっては
雪はふうわりとしていて、綿菓子のなかまみたいで。
積もって一晩寝かして、氷に変化するって感覚。

雪博士の中谷宇吉郎さんは、
   雪は天から送られた手紙 と記されたそうです。
ああ、科学者なのに、詩人ですね。 そして、

   舞い落ちてくる雪を仰いでいると
   身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる


雪の結晶の形は六角形が基本だそうです。
科学的にいうところ、
水の分子が6個、手をつないで氷になるんですって。
不思議ですよね。六花の結晶かあ。
あ、六花亭 の記事もありますよ、今号。
ふきのとうの絵のホワイトがすき。

ほかにも
長尾智子さんがくいしんぼの国、バスクへ ← 実に楽しそう!
日本で2番目に古いブルートレイン 「さくら」 の有終の美 えーん。
古道具ニコニコ堂の長嶋有さん 読みたいな。

だいすきな 絵本作家*酒井駒子さんの箱の秘密 ← ハート印
そして、じっくり読むのを楽しみにしているのが、
花咲にいさん、アトリエ「毎日の木」の杉さん
日本にはまだまだすてきな人がいそうで嬉しいじゃないですか。
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by tonton814 | 2005-01-20 15:44 | 本・雑誌
フェリずきん
b0013479_1903015.jpgフェリシモのトリコなんです。 困ってます。
なぜやめられないかって。
まずは、カタログのかわいさです。
特に → シロップ
これかわいいです。ガーリー(×すし)です。

そして、ブックポート という
2ヶ月に1冊頼んでいる、本の紹介の冊子。
ここに載ってる本たちに、溺れちゃうんです。

b0013479_1904982.jpg困ったことは、ここのシステムは選べないんです。
何種類かの中のどれかがくるわけです。
これだ!とか、この色がほしいとかできれば
もっとエキサイトなのになあ。 いや、それも困る。

というわけで、時々更新、フェリ日記

今月はこんなん来ました。

上から順に
メリー(ポイント)でもらった布の ブックカバー
お散歩につれていける コインパース (鍵収納つき)
片足ずつ刺繍のちがう ふわふわソックス
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↑遊びすぎて、もとの靴下どんなかわかんないですね。
メルシャンハガキすき。 ビミョウに右上の靴下の絵 by コトン。

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by tonton814 | 2005-01-19 19:24 | かわいいもの*
優しい時間 と 珈琲 の関係
倉本聰さんの、富良野発、「優しい時間」 見ました。

ああ、なんか、言葉を失いますね。
寺尾聰さん、渋いのに、かわいい。

自分の珈琲を、自分でミルで挽くのって、不思議。
人によっていろんな味になるのかな。
ゆっくり挽く人。
ぐるぐる挽く人。

北時計 (余貴美子さんの方の喫茶店) 、なつかしい。
夏・冬と、1度ずつ訪れたことがあるのです。
「営業中」 じゃなくてね、
「やってる」 って木の札だったけど、今もそうかな。
裏返してみたら 「やってない」 だったな。

こういうドラマがあるのは嬉しいこと。

見ていて思いました。
いつ別れが来るか、わからない。
大切な人とは、たくさん話をしよう。
そして時間を一緒に過ごそう。

公式HPはこちら > 「優しい時間」 見逃した方もどうぞ。

珈琲のみたくなりました。 以下、珈琲劇場

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おーい、カリタ君、復活しますか。

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わたくしは今年やってきた月兎と申します。

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ねえ、ぼくも忘れないで。雪のようなミルク泡つくれるよ。

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by tonton814 | 2005-01-17 19:33 | TV・映画
きつねのトースト
ある日の あさごはん
フレンチトースト をつくった
3才コパンの 大のお気に入り

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たまごとみるくの月 に パンをよーくひたして
バターで じゅうっと焼く

ちょっと焦げた きつね色 にするのがおいしい
おおきな面だけじゃなく
切り口も、菜ばしで持ち上げて じゅうっとね

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コパンは お砂糖
コトンは メープルシロップ をかけて
いただきまーす

××××× ××××× ××××× ××××× ×××××

本日は特別に、食パンの切れ端さん も登場
パパがよく行く リトルマーメイドで
なんと 16円で10枚くらい 入っている
時折 黒パンさん まざっていたり
おいしいパンは 切れ端もおいしい

さて、切れ端フレンチ
これが!見た目 あぶらげみたいで
カリっとして、ちょっとある白い部分がふかふかで
なんか、ふつうのよりおいしいかも
フランスを知らないコパンには
きつねのトースト と教えました

思えばこどもの頃
サンドイッチの翌日が たのしみだったな
残った パンの耳を たまごパン にしてくれる
香ばしい匂いで目覚める朝

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by tonton814 | 2005-01-15 18:46 | おいしい話
漱石はくいしんぼ!?
お正月ドラマ 「夏目家の食卓」 を 見ました。
久世さん演出なので、半分向田ワールドでした。

b0013479_14541130.jpg漱石は本木雅弘さん、ぴったりでしょう、あの髭。
最近のドラマでもキュートだった、宮沢りえさんが鏡子夫人。
他のキャスティングも粋な計らいで。
モックンの義母の樹木希林さんも変な役で出てたり。

あそこまで漱石でふざけていいのかという
お叱りの声も多々聞こえてきそうで心配だけど
私はたくさん笑って、そして泣きました。

胃潰瘍になってから、お粥 しか食べられなくなり、
食への異常な執着を見せる漱石は、まるでこども。

入院中治療のために、お腹にのせた あたたかい蒟蒻 (でかい!)を
看護婦さんに隠れて、ちぎって食べてたり。
そんな父に、昨日 スキヤキ 食べたって話す娘たちって。
(ま、これは後にほっとするオチにつながるのですが)

生卵ごはん を三膳かっくらって、もんどりうつシーンは、まるでシャチホコ。
(ものすごく慌ててるのに、醤油をいちいちかけていたのが細かい)
かなり体を酷使した模様。大丈夫か、モックン。

b0013479_1455436.jpgその後も、飽くなき欲求はとどまることを知らず。
私も結構胃腸が弱くて、
夏の海水浴にあたたかい ほうじ茶の水筒 しか
持っていけなかった経験があるので
気持ちはしみじみとわかります。
みんなの冷たい ビール の横で
ほかほかの ほうじ茶 をすする図。ああ。

みんなの食事をただ見ていたいって、廊下這ってくる漱石。
障子に寄りかかって家族の姿を見つめているシーンは、
おかしいのにだんだん涙でてきました。
みんな食べづらそうなのに必死に食べてるの。
で、夫人が献立の説明をしてる。
「おかずは カレイの煮付け です」 「子持ち か」 「はい」 みたいなね。
私はなぜかこのシーンを見ながら、
できたての あたたかいゆで卵 を食べておりました。ほかほか。

芥川龍之介が窓辺にいる姿、写真通りで笑っちゃいました。
しかも、「ああ、あごがのびるやつね」 なんて 「鼻」 のこと言われてたり。
漱石山房にいりびたりの 迷亭・寒月ら、いわゆる高等遊民たちが変で。
パリのカフェみたい。昔は文豪たちも随分と交流があったのだなあ。

大人たちが真剣になって遊んで作ったドラマ。

劇中に書かれている 「トンコの日記」 
なんとりえちゃん本人の作だとか! >つづく
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by tonton814 | 2005-01-12 15:28 | TV・映画
詩人ミュージシャンFile04 *スピッツ #草花
b0013479_20171232.jpgもうすぐ2年ぶりに
オリジナルアルバムを発表する スピッツ
→ 「スーベニア」 というタイトルと
カメ!に乗ったジャケットの
ゆるーい感じがスピッツらしい。
まさか浦島太郎の玉手箱か!?

スピッツ のほぼ全曲は、作詞・作曲ともに
ヴォーカルの草野正宗くんです。
あの飄々とした風貌と、さりげなく伸びる声質。
夫婦で一緒に聴ける中性的な魅力があります。

最初に聴いた曲は 「ロビンソン」 でした。
あのミョウに懐かしい曲調に心奪われました。
どうしてか1度もロビンソンという言葉が出てこない。
通りかかったロビンソン百貨店を仮題につけたままらしい。インパクトあるかも。

私的ベストアルバムは 「フェイクファー」 春に聴きたくなります。

テーマ*01 草花

彼ほど草花に心をよせる人はいるだろうか。
たくさんの花の名前がいろんな歌に出てきますね。

冷たい頬 * 「ファイクファー」 より

     さよなら 僕のかわいい しろつめくさと
     手帳の隅で 眠り続けるストーリー
     風に吹かれた君の 冷たい頬に ふれてみた 小さな午後


しろつめくさ = クローバー って知ってる男の人は他にいるのだろうか。
ほっとするあたたかい日々

     ふざけ過ぎて 恋が幻でも構わないと いつしか思っていた

しあわせ過ぎると、いつかそれが消えてしまう運命に思える時がある。

     夢の粒も すぐにはじくような 逆上がりの世界を見ていた

ここがね、何度聴いても不思議な詩なんです。
どんな気持ちか計りかねて、すごく気になる箇所。

マサムネくんはいつも電子辞書を持ち歩いていて
気になった言葉をすぐ調べるそうです。
そうやって言葉のイメージをどんどん膨らませていってるのでしょうね。
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by tonton814 | 2005-01-09 20:25 | 詩人ミュージシャン+音楽
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