先日の朝日新聞で
「パリ症候群」 って記事が出てた。
パリ に幻想を抱いて、渡仏するも、適応できずに
心を病んでしまう、特に女性が多いらしい。

だんだん外出できなくなり、
家の壁からも 声が聞こえてくるらしい。
それって、ロンドンでの漱石みたいだ。
私は
フランス の エッセンスがすき。
「モンパルナスの灯」 の
ジェラール・フィリップ
ユトリロ の絵、
ジャン・コクトー の存在。
岸恵子、エトセトラエトセトラ。
雑貨はかわいい、おしゃれ、ワインははずせない。
でもちょっと難解だし、自分たちが1番な国
フランス
そんな
フランス をちょっと体験した。
イギリスに 一ヶ月ほど一人旅した時に
南仏 によった。

すてきだったけど、ものすごく孤独感でいっぱいだった。
早くイギリスに戻ろうと思った。
なぜなんだろう、ちょっと意地悪。
つたない
フランス語 で話しかけると、英語で返されたりした。
通じてるんじゃないかよー、とくやしくなった。
かといって英語だとイヤそうだし。
たった4日間だったけど、失語症にかかりそうだった。
でもね、すっごく助けられもしたよ。
地図見て迷ってたら、だんだん人が集まってきて、みんな一緒に探してくれた。
バスに乗る時、小銭がなくて、運転手さんに乗車拒否されてたら
横にいたおばあちゃんが、いいからって小銭を 握らせてくれた。
街に住む人たちの あったかさを 覚えてる。
お店の人の 感じ悪さは、きっと 観光地のせい。
結局は バランスの問題 なのかなあ。
冷たくされ続けると、愛せなくなっちゃうよね。
でも惹かれる。 やっぱり もう一度行きたいかも。 暮らしたくはないけど。
フランス については、つづく ↓ 水玉キッチンの本、チェック中。